どうも、ひらたです!
先日ツイッターでプロブロガー八木仁平さんが「鬼速PDCA」なる本を紹介されてました。
鬼速PDCAをマスターすることにしました。
ブログで報告していくので見守っててくだせぇ。
/『鬼速PDCA』をマスターして、目標達成までのスピードを10倍にしようと思う | 八木仁平オフィシャルブログ https://t.co/3mIjo1lXHz— ブロガー八木仁平 (@yagijimpei) 2017年10月24日
「鬼速」
「目標達成スピード10倍」
かっけー!!
ということで買ってみました、「鬼速PDCA」
自分自身の頭の整理も込めてまとめてみました。
![]() |
新品価格 |
高速を超えた鬼速な成長、始まります。
鬼速PDCAとは?
「鬼速PDCA」とは、高速を超える「鬼速(おにそく)」でPDCAを回す手法です。
これは著者の冨田和成さんが10年以上の実践を通して磨いた我流のPDCAモデルとのこと。
野村證券時代に支店での営業やプライベートバンカーとして数々の最年少記録を残せたのも、独立後わずか2年で月間1000万PVを超えるWebサービスを作れたのも、すべて鬼速PDCAを実践してきたおかげである。
これだけでもうすごそう。
「PDCAって聞いたことあるし、要は計画して実践して確認して調整してを繰り返せばいいんでしょ?」
と思ったあなた。
著者の冨田さんもこう言われています。
PLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(検証)、ACTION(調整)の4ステップからなるPDCAサイクルは、ビジネスパーソンであれば誰もが知る古典的なフレームワークだ。
しかし、PDCAほどわかっているつもりでわかっていない、そして基本だと言われているのに実践している人が少ないフレームワークも珍しい。
目標達成のための基本とされるPDCAを実際に意識し、行動できているでしょうか。
そもそもPDCAの回し方を理解している、もしくは自分なりの回し方を持っていますか。
「PDCA知ってるけど、目標達成のためにうまく使えたことねぇや」
そんな時こそチャンスです。鬼速でPDCAを回す方法を覚えましょう。
PDCAを極め、「鬼速」で回せるようになると、仕事に一切の迷いや不安がなくなる。そして、常にモチベーションを保ったまま、天井知らずに成果をあげられるのだ。
うぉー!
天井知らずに成果を上げたい!
そうは思いませんか!?
出版社の使いのようになりましたが、私もまだ鬼速PDCA実践初心者です。
でも、その中でも「鬼速」「仕事に一切の迷いや不安がなくなる」といった著者の言葉の片鱗を感じましたので次で説明していきます。
計画(P)で50%の人は失敗している
本書でもPDCAで失敗する人の50%はこの計画フェーズで失敗していると書かれていますが、それだけ「計画」の立て方を考える必要があるということですね。
計画を立てるときに肝となるのは「慎重さ」と「大胆さ」のバランスとのこと。
慎重になりすぎてPDCAのサイクルを遅くしまってもダメ。
かといって大胆すぎて(計画が雑すぎて)PDCAサイクルの精度を落としてもダメ。
私が本書を読んで、「これは鬼速になりそうだ、、、」と感じた個所を紹介するにあたって、PDCAの要でもある「P」(計画)について説明していきます。
とりあえず「鬼速PDCA]は「P」だけでもかなり考えることが多く、これ考えるだけでもだいぶゴールに近づける気がしてきます。
絶賛ダイエット中の私が実際に「12月までに5キロ痩せる」という目標に向けて立てたプランとともにざっくり説明していきますよ。
計画(P)①目標を立てる
そんな要となる計画の最初のステップは「ゴールを決める」ことです。
目標の立て方で大切なことは次の3つ。
目標の立て方 1.期日を決める
これは基本的ですが、期日をしっかりと決めることが大切です。
大体1~3ヶ月で達成できる目標がベストだそう。
「そのうち痩せよう」、「時間ができたら資格の勉強をしよう」なんていつも考えてる人は1ヶ月後どうなっていたいかを考えてみるといいと思います。
目標の立て方 2.定量化する(KGIの設定)
定量化とは目標の進捗具合を見える化するために、目標を数値などで表すことです。
「痩せたい」なら「-2キロ」とか、「資格勉強がんばる」なら「過去問3周する」みたいな感じです。
「モテたい」みたいな数値化しづらい目標(定性的)、定量化することが難しい目標もあると思います。
そんな時でも
「モテるためにはオシャレになることだ!」→「ファッション雑誌を参考に服を3着買う」
みたいに結果を見える化することが大事です。
目標の立て方 3.適度に具体的に目標設定をする
大きな夢を持つなということではなく、先ほどの慎重さと大胆さのバランスの話ですね。
「1ヶ月後に体重-15キロ!」じゃあイメージできないですけど、「-3キロ」ならいけそうな気がしませんか?
こういう「自分がイメージしやすい目標」はモチベーションの維持にも繋がるメリットがあるそうです。
例:私が立てた目標
少し目標がでかい気もしますが、サイクルを回しながら調整していくなら目標は少し大きく!達成できたときをイメージするとモチベがあがる数値設定にしました。
計画(P)②課題を決めKPI化する
目標を決めたら次は課題を決めます。
目標を達成するために自分がすべきこと、自分に足りないこと、もしくは伸ばすべき自分の長所を考えます。
目標を達成するための課題を考える
「ダイエット」なら「食生活を変える」とか、「資格の勉強」なら「〇〇分野の点数を伸ばす」などですね。
この「課題」をクリアすれば、目標を達成できるはずだ!という仮説を立ててみましょう。
ここで大切なのは、あくまで「仮説として課題を挙げる」ということ。
「本当はもっと解決すべきこと課題があるんじゃないか?」とか「何が本当の課題かわからない」といった場合でもそれでいいんです。
「課題を洗い出すためにPDCAを回していく」との意識の元、今考えつく目標達成のための課題を考えてみましょう。
例:私が考えた課題
・筋トレし代謝をあげる
・食事制限をする
事務仕事で運動なし、筋肉衰え気味、夕飯カップ麺のメタボまっしぐらの生活を変えます。
課題をKPI化する
KPI化とは課題を数値化した「結果目標」のこと。
「どうなりたいか、どうなるべきか」を決めるということです。
先ほどの例でいうと「食生活を変える」なら「夕飯は300カロリー内に抑える」、「〇〇分野の点数を伸ばす」なら「〇〇分野の過去問正解率80%達成」などです。
ここでも具体的な数値を入れ、自身の行動の進捗具合、日々の達成率を「見える化」することが大事ですね。
例:私が考えたKPI
・筋トレし代謝をあげる→週2回筋トレをする
・食事制限をする→夕食はサラダとチキン(最低週5日達成)
ランニングに関しては週〇回走るでもよかったんですが、現状10分のランニングで息ゼェゼェだったんで、運動できる時間を増やすことを目標としました。
計画(P)③KPIを達成する解決案を考える
今度はKPIを達成するための解決案を考えます。
目標→課題決め→KPI化(結果目標決め)→KPI達成の解決案決め、とそろそろ混乱してくるころです。
先ほどの例だと「夕飯を300カロリー以内に抑える」は「低カロリー料理を調べる、空腹時は味噌汁を飲む」などです。
「〇〇分野の過去問正解率80%達成」なら「毎日2時間は〇〇分野の勉強に充てる、勉強時間確保のためテレビをつけない」などですかね。
ここまでくれば、ほぼ実行(D)フェーズです。
何をすればKPIが達成できるかを決めるので、あとは実行するのみです。
この解決案ものちにC→Aと検証・調整するので、やるべき行動の仮設として慎重になりすぎず決めていきます。
例:私が考えたKPI達成の解決案
・週2回筋トレをする→筋トレ日を火曜・金曜とする
・夕食はサラダとチキン(最低週5日達成)→他の減量メニューについても調べる、朝食はしっかりととる
計画(P)④あとは実行(D)するだけ
ここまでで計画の立て方は完了です。
かなり考えることが多いですが、これでもだいぶ省いて説明しています。
ただ、ここまで来れば今何をすべきかが明白になります。
ほぼDOの直前まで考えているわけですから、あとは実行するのみですからね。
目標→課題決め→KPI化(結果目標決め)→KPI達成の解決案決めと進んできましたから実行すればKPI達成の解決案実行→KPI達成→課題解決→目標達成!という流れが見えてきます。
やるべきことが明確なので必然とモチベーションは上がります。
鬼速PDCAのメリット
実践中ではありますが、鬼速PDCAというモデルのメリットをあげます。
今なにすべきかが明確になる
先ほども述べましたが、鬼速PDCAの計画段階では「あとはもうこれを実行するだけ!」ってところまで計画を落とし込みます。
ただ単にダイエットを目標としてランニングすることを実行していたら、どのくらい走ればいいのか、そもそもランニングでいいのか?とりあえず食事減らしたらいいんじゃないか?などと行動・考えがぶれ、たいして検証することもないまま、PDCAを回した気になると思います。
目標達成のために何をすべきかを徹底的に考える鬼速PDCAモデルはモチベーションの点においてもとても効果があると感じました。
PDCAのサイクルを回しやすい
すべきことが決まっている分、検証・調整を行いやすいです。
私の場合はKPIとして「30分ランニングできるようになる」と設定したので、「今週中にこのくらいは走ってみたほうがいいかな」「必然的に時間が延びるよう走るコースを変えた方がいいな」と自分なりの検証・調整が行いやすかったです。
またその中で「12月までに-5キロ」を達成するには「毎日走るべきかな」と日々着々とつく体力と減っていく体重と相談しながら決定していくこともできます。
※本書では、ダイエットが大PDCAとすれば、その中のランニングに関する目標達成は小PDCAとされています。「複数のPDCAを回す」というちょっとカッコイイ考えもモチベをあげてくれます。
検証が前提が故に失敗が怖くない
PDCAをどんどん進めていくので、「これをやってみたら効果があるんじゃないか?」という仮説はためらわずやってみることができます。
うまくいかなければ方法を変えてみる、別の手法を実践するというふうに常にPDCAを回しながら目標に進むことができるところに「鬼速」といわれる理由があると思いました。
鬼速思考を身につけて目標をバンバン達成していきます
現状2週間で体重が2キロ減りました。(イイ感じ?だよね?)
PDCAなんてビジネスの基本と言われてても実践したことなんてなかったんですけど、難しいゲームをクリアしていくような面白さがありますね。
誰しも受験とか部活とかで目標達成のために計画、行動、検証、調整はしてきてるはずなので、その制度を上げる意味でも「鬼速PDCA」一読の価値ありですよ。
なんて意識高い感じのこといえたところでレビュー&体験談終了です!
鬼速PDCAをこれからも実践し続けるために意志強き自分になるためのPDCAをまわしていきたいと思います!
では鬼速で寝ます、じゃ。
コメント